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三日酔いのビール

ビールについて。


一杯目のビールで良い気分になり、二杯目のビールで理性的になり、三杯目のビールで自分がなにをしてるのかわからなくなる。


次の日の朝は必ず後悔から始まる。ビールに始まり、ビールに終わる。ビールに笑い、ビールに嘆くのだ!


ビールを美味しく飲むために、調度良いグラスを用意する。冷蔵庫に冷やして置くのも良い。間違っても冷凍庫に冷やすなんてことはしてはダメだ。グラスの表面に付いた氷が溶けて、ビールの味が薄くなる。


グラスを持ち、勢いよくビールを注ぎ炭酸を消してまろやかに。7割まで注いだら、泡を残し、グラスを舐めるようにゆっくりと注ぐ。


缶に余ったビールは捨てちまえ。飲む前に、水で口をクリアにする。


味が混ざってしまうなんて、あってはならん!


泡をずるずると啜り、ちょびっと口にビールを含み、炭酸と味が舌の中で広がっていくのを確かめ、一気に喉に落とすのだ。


二杯目は、舌がビールの味に慣れてしまうから、いちいちビールの工程なんか気にするな。神経を使うところは、ビールの一口目だけだ(それ以外はなにを飲んでも一緒だ)。


そして、ホッと息をつく。

今日も終わった、また、明日。


教授と上野でお酒を飲んだ。
ウィスキーも飲んだ。
ビールも飲んだ。
日本酒も飲んだ。

3日目の酔いはまだ覚めぬ。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

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