終わった。

意識し始めると途端に悲しくなってきてしまう。ああ、僕の三年間は終わった。
10年後くらいに、ボロボロになったノートや教科書の間に挟まれた消しカスに思いを馳せる時が来るだろう。あるいは、教科書の片隅に殴り書かれた友達のメッセージを見つけ、感傷的になるか、寂しくなるか、悲しくなるか、いずれかの感情を引き起こすことだろう。

三年間のスペイン語生活に終止符が打たれたのだ!僕は別に語学の学校に通ってるわけではない。それなのに3年もの間、英語と他の言語(僕はスペイン語を選択した)が必修であるなんて。

「必修なんて無くなれば良いのに」なんて言ってた人も、この課程が終われば「もっと、一緒に勉強したかった」と後悔するのものなのだ。

また新しい一年生が入って来る。
学校や教室だけは変わらず残っていて、生徒が次から次へと変わっていってしまう。

ああ、僕の時間を博物館かどこかに保存しておけたら。「僕の三年間」と題された時間のモニュメントは、明日行っても明後日行っても、あるいは数年経って行ったとしても「僕の三年間」というモニュメントが博物館にあるはずだ。

思えば僕はなぜスペイン語を選択したのだっけ。