そうだ、農業体験をやろう。

冬だ。ああ、冬である。

ふと、去年の冬はどんな感じだったかなぁと思い出す。

とても寒かったかもしれないし、暖かかったかもしれない。

いずれにせよ、冬が深まってくると「今年の冬の寒さは違うね」とか言うのはお決まり文句である。夏が来ると「今年の夏の暑さは違うね」と言うように。

 

さて、冬である。

窓を開けると冷気が蛇のようにそろそろと這って入ってくる。

寒い。僕の部屋の暖房器具は小さな電気ストーブだけで、点けても、ストーブ周り半径50㎝くらいしか暖かくならない。全く困ったものだ。

 

寒さを凌ぐためにヒートテックやフリースやなんか色々着こむ。まだ寒い。

「じゃあ、寒いしワインかウィスキーでも飲むか」という事になる。

でも、お酒で身体を温めるというのはかなり暴力的であるし、あまり良くないようにも思う。飲酒はなるべくなら控えなければならない。

 

さてさて。

なぜなのか冬になると僕は今よりももっと寒いところに行きたくなってしまう。

どうしてかは分からないけど、たぶん、変態なんだろうと思う。

マイナス30度ってどんな感じなんだろうか、とか。

雪が胸まで積もってるというのはどんな感じなんだろうか、とか想像しただけでもワクワクしてしまうのである。あんなのテレビで見て十分じゃないか!と言われるかもしれないけど、僕は実際にそこに行って見なければ気が済まない変態なんです。

 

そんなこんなで、去年の冬に僕は北海道の農家に遊びに行った。

アグリツーリズムみたいな奴です。

農作業する代わりに、宿(と言っても農家の家なんだけど)と食事を提供してくれるというもの。まだ日本ではそんなに流行っていない。というか、僕が勝手に農業体験や農業インターンの事をアグリツーリズムなんていう最近の言葉を引っ張り出して表現しているだけに過ぎないのであります。

朝5時に起床。体中、牛糞まみれになり興奮。

眼鏡が牛のうんこの餌食になったり、とにかく、凄いんです、うんこ。

作業自体はそんなに難しいわけじゃなく、周りを5分くらい見てれば基本的な作業は簡単に覚えれました。牛の出産も見れたし、あれは良い体験だった。

 

そういうわけで、今年も行きたい!ということで

僕は北海道の農家にお世話になることになった。

「今年の冬、行きたいんですが」とメールを打つ。

「ああ、おいでおいで待ってるから」と返事が来る。

結構、あっさりしている。北海道人の県民性だろうか?

 

去年言った時は「どうしてわざわざこんな遠くて寒い場所に農作業なんてしに来たの?」と、聞かれたので、「いや、寒いから来たくなったんです」と答えた。

旅をすることに目的を定めがちだけど、僕はいつも旅に目的なんて求めないようにしています。旅をするために旅をする。それで僕は良いと思ってます、うん。

 

僕がどういう風にして農家とコンタクトを取ったのかと言うと

インターンシップ|新規就農相談センター

このサイト。このサイトには受け入れ先農家のリストが書かれている。

ネットでどういうのがやりたいのかを入力(するところがあったと思うんだけど)。

畜産や漁業や果物やなんか色々出てくる。その中から選ぶ。

そいで、申し込み用紙をこのHPがらダウンロードして、送るんだった。

(説明が適当でさーせん)。

 

ただし「インターン」と「農業体験」の二つが出て来るので

「農業体験」の方を選択することをおすすめします。

インターン」を選択すると「本気で農業をやろうと思っている人」と向こう側が思ってしまうので。

 

手紙を送ってから3~5日くらい経つと電話が掛かってくる。

「冬は寒いけど大丈夫?」

「大丈夫です」

「じゃあ、待ってます」という感じだ。

 

でも、航空券と移動費は自費で出さなくてはなりません。

ので、関東圏に住んでいる人は北関東とか良いと思います。

群馬とか栃木とか茨城だとか。

僕はマイナス20℃を体験したかったので北海道にしましたが。

 

時間だけはあるからね。学生の特権ですね、うんうん。

 

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牛さん。