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本棚が欲しいです。

読書

本棚特集

本の雑誌373号

本の雑誌373号

 

 この前、近くの本屋に行ったらですね、「本の雑誌」なるものが棚の隅っこの方にあったので立ち読みしました。今月号はどうやら本棚特集なのだそうで、著名な(といっても知っている人がいませんでした)方からそうでもない人までの本棚が掲載されていました。

 

ふむふむ...僕もいつかこんな本棚を置きたいものだなと思う一方で、(この人達、絶対全ての本読んでないよな)なんて思ったり、まあ楽しく読まさせていただきました(立ち読みなんですけどね)。

 

その中でも、一際目を引いたのが、池澤春菜さんの本棚。彼女のお父さんは小説家であり翻訳家の池澤夏樹さん。そりゃあ、本いっぱいあるよね!彼女自身は、声優、女優、エッセイストと活躍されているそうです(詳しくは知りません)

 

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で、これが本棚の写真なのですけれど、すごい数のハヤカワ文庫ですね。何冊か分けて貰いたいくらいです。本棚の前で本を開いている女性を見ると、こう、色々と妄想が膨らみますよね。いや、大したものじゃないです。ただ、本が好きな女性と神保町を歩いてみたいです。

「まあ、お互い好きな分野が違うんだし5時間後くらいにここに集合で、んじゃ!

ってな感じで。そんな妄想はやめておきましょう。いつでも現実は残酷ですから。そんな喫茶店でコーヒー飲んでたら女の子から話かけられるなんていう村上春樹的な展開はありません。あんな本棚見せられると、僕の本棚なんてアップしたくなくなっちゃうんだけども、こんな感じです。ぼくは本は買うけど本棚を買うお金がないんです。ですから、あの、ください3万くらい。

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他にもありますけれども、そっちは載せられません。いかんせん、ただ積み上げているだけなので。
 
勝手にこの本棚からベスト5を挙げます。
 

第1位 村上龍限りなく透明に近いブルー

 
村上龍のデビュー作。文学界にセンセーショナルを巻き起こした作品で、350万部以上売り上げています。新人の純文学なんて1万冊売れれば良い方なので、これは異常ですね。
 
米軍基地の近くのアパートで、退廃的な生活を送る若者たちが描かれています。とにかく虚無と喪失が入り混じっていて、強烈なイメージがいつまでも頭に残ります。
 

第2位 村上春樹風の歌を聴け

村上春樹の小説はどれも好きなんですが、やっぱり、僕はこれが一番です。たぶん、主人公と僕の年齢が近いことがあるんでしょうね。
 

第3位 カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」

もう、これは泣けます。悲しいストーリーです。与えられた時間の中で、人はどのように生きていくべきか?そんなことが書かれています。精緻な文体で、無駄がない。
 

第4位 ヘルマンヘッセ「車輪の下

もし僕がこの本を15歳の時に読んでいたなら、あらゆる義務や強制から逃れて山へ行き、魚を釣り、自然の中で暮らすだろうな、という気がします。いや、現にそういう計画は立てているんですが…たぶん、この本の影響でしょう。
 

第5位 梨木香歩西の魔女が死んだ

僕に児童文学の凄みを感じさせてくれた一冊。イチゴを摘んだり、ジャムを作ったり、洗濯したり、朝早く起きたりすること。三食しっかり食べること。当たり前のことを、忘れがちな僕にとっては、自分を省みる良き一冊です。
 
 
家には500冊(お金ないのでほぼ文庫本)近くの本がありますが、その中から絞り出した5冊です。興味があれば読んでみてください。