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映画のリスト


上半期、映画のリスト。 - 2日酔いのビール

 

 かつて、こんな記事を書いていた。「上半期」があるのだから「下半期」もなければおかしいよな...なんて、ふと思った次第であります。でもすでに今年に入ってしまった....。こういうのは、去年の12月下旬に書いておけよな...と。

 このような文脈を圧倒的に無視して、7月から12月の間に観た映画をまとめてみようかと思います。個人的に整理したかったのもあります。是非、興味があれば観てみてください。

ヒューマンドラマ

  1. 海の上のピアニスト
  2. シチリア!シチリア!
  3. 聖なる嘘つき/その名はジェイコブ
  4. 過去のない男
  5. レインマン
  6. ル・アーブルの靴磨き
  7. ボーイ・ミーツ・ガール
  8. 汚れた血
  9. ガープの世界
  10. ホテル・ニューハンプシャー
  11. フィッシャー・キング
  12. パッチ・アダムス
  13. SMOKE
  14. 小説家を見つけたら
  15. ビッグ

 「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督、ジュゼッペ・トルナトーレの作品はどれを観ても面白く、特に「海の上のピアニスト」は最高でした。この映画の中で、僕の好きな俳優のティム・ロスが主役を務めていて、澄ましたピアニストを演じていてとてもクールです。「シチリア!シチリア!」もジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品。これも面白い。

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 「聖なる嘘つき/その名はジェイコブ」「ガープの世界」「フィッシャー・キング」「パッチ・アダムス」は、ロビン・ウィリアムズが主役の作品。今年の8月に彼が亡くなってしまった時は、ツタヤで彼の作品を片っ端から借りて独り追悼式を行いました。また、「ガープの世界」と「ホテル・ニューハンプシャー」は、アメリカ文学を代表する作家ジョン・アーヴィングが原作。ちなみに「SMOKE」は、アメリカの作家ポール・オースターが原作が基になっています。

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 他は、アキ・カウリスマキレオス・カラックス監督の作品が好きです。アキ・カウリスマキ過去のない男」「ル・アーブルの靴磨き」は、乾いた世界観が好きだし、レオス・カラックスは、アルチュール・ランボーのような詩的なセリフが特徴的です。

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ドキュメンタリー

  1. パリ20区、僕たちのクラス
  2. The Wave
  3. 小さな哲学者たち
  4. ホテル・ルワンダ
  5. ES
  6. イノセント・ボイス

 「パリ20区、僕たちのクラス」と「小さな哲学者たち」は、フランスのドキュメンタリー映画なのですが、深く物事を考えさせられる内容でした。「パリ20区、僕たちのクラス」では、あるアフリカ出身の生徒を退学させるかどうかを先生達が話合います。その生徒は、学校の中でも問題児で、悪さばかりしており、先生たちの堪忍袋の緒もついに切れてしまいました。しかし、彼はアフリカの社会情勢の悪さからフランスに移民してきており、退学=アフリカに強制送還されることになります。アフリカに強制送還された後の人生がどうなるかを考えると、退学させるのは良くないのではないか?と主張する先生もいれば、いや、退学させるべきだ、と主張する先生もいて、議論は平行線を辿っていきます。この作品の良さは、結論を出すまでの人々の葛藤やプロセスを追っていること。さすが哲学の国、フランスだなぁと考えさせられます。

「小さな哲学者たち」も、これぞフランスといった感じでしょうか、若干3歳~5歳の子どもたちに哲学させます。「愛とはなにか?」について、覚えたばかりの言葉を使って語ろうとする子どもの姿勢に胸を打たれます。

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 「THE WAVE」は、今の日本にとって不可欠な映画ではないかと思います。独裁者ヒトラーが、どのような戦略を持って人々を洗脳したのか?が、この映画を観ると分かります。また、ある先生が、独裁実験のようなものをクラスの中で行うわけですが、歯止めが利かなくなります。「おい、もう独裁ごっこは終わったんだ」と先生が警告を出しても、生徒達は「いや、まだ終わってない」と反抗し、暴走し始めます。最後は、悲劇的でした。

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  「es」は、スタンフォード監獄実験を映画化したものです。人間はある役割を与えられると、その役割に応じた振る舞いをする、ということが分かります。この実験では、人間が二つに分けられます。看守と囚人です。最初は、「単なる実験だろ?」と思っていた人達も、日数を経ることに看守は看守らしく、囚人は囚人らしくなっていきました。看守は日増しに権威的になり、囚人はみるみる衰弱していく惨めな姿になっていきます。ついに、実験は、暴走し、止めることができなくなっていきます。こちらも、悲惨な結末でした。

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アクション/サスペンス

  1. パルプ・フィクション
  2. レザボア・ドッグス
  3. L.A.コンフィデンシャル
  4. リミット
  5. インセプション
  6. ジャッキー・ブラウン
  7. スリーパーズ

 アクションやサスペンスはあまり観ないのでよく分からないのですが、ここに挙げた映画はどれも脚本が素晴らしいです。キル・ビルの監督クエンティン・タランティーノの初期の作品「パルプ・フィクション」「レザボア・ドッグス」「ジャッキー・ブラウン」は最高でした。前半の5分と後半の10分に繋がりを感じた時は、「ああ、やべぇやこれ」とため息が漏れるばかりでした。

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  「リミット」と「インセプション」は、まあ置いといて「スリーパーズ」と「L.A.コンフィデンシャル」は良かった。どちらも脚本が素晴らしい。「スリーパーズ」は、スタンドバイミー的な友情を感じたし、「L.A.コンフィデンシャル」は、レイモン・チャンドラー的なハードボイルドを感じた作品だった。

 来年も、たくさん映画を観よう。

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