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左手の上の黒い物体と理容室嫌いについて

日記

潜在的な敵に怯える夜。先程、パソコンをやっていた時に、なにやらゴミ箱の方がガサガサするなぁと思っていた。YouTube星野源の「夢の外へ」や「crazy crazy」の曲を流している時にも、ガサガサという音はした。「ラップ現象か?」とか「風のせいか?」と思って、その音を無視することにした。

星野源に満足し「よし、今日は寝よう」と思って部屋の電気を消した。携帯で明日の教習所の時間を確認し、スイッチを切ろうとすると、左手の上に何か黒い物体が乗ってることに気がつく。(ゴキブリが左手の上に乗ってる?) その正体を認識した途端、携帯電話を投げ飛ばし、「あああああああ」と嵐のごとく叫び、勢いよくドアを開け、階段を降りた。そして掃除機を持って二階に上がると、もうそこにはいなかった。

いったいどこにいるのだろう?と辺りを見回してみたがどこにもいない。その刹那、僕は理解する。「今晩、あいつの恐怖に怯えなければならないのか」と。ましてや、左手の上に乗ってることなんて早々あることではないし、乗るまで気がつかなかった僕の鈍さにもイライラする。さっき、ゴキブリホイホイを部屋に設置しておきました。どうか、捕まってください。よろしくお願いします。

そういえば、4か月振りに髪を切った。僕は理容室や床屋が苦手で、髪が伸びても行くことを渋ってしまう。一時期、あまりにも嫌なので1年もの間、行かなかった。その時は、肩下くらいまで伸びて、後ろで一つに結んでいた。切ろう切ろうと思っていたのだけれども、苦手意識が強く行けなかった。結局、無理やり行きました。

で、どうして嫌いなのかというと、鏡に映る自分の姿を見たくないことにあるのかもしれない。「無理やり、自分と向き合わせている」ようなストレスを感じてしまうんですよね。見たくもないものを無理やり見させられるような感じ。決して、自分が嫌いだと言ってるわけではないです。ただ、そこに強制が伴っていることが嫌なんです。それに、理容室の椅子は電気椅子みたいな緊張を伴うし、逃げることができない。エプロンみたいなのを首から着せられ、首との隙間に、タオルをグイグイと押し込まれて息苦しい。電気椅子であれば、手足が縛られ、髪を剃り、水に濡らしたスポンジを頭に乗せ、ヘルメットを被せられる時の恐怖。(グリーンマイルという映画はご存知ですか?電気椅子で処刑された無実の囚人はとても可哀想でした)。

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「お前はどこにも逃げださせないぞ?」という断固たる決意と意思が理容室の椅子から感じられるわけです。「お前はその椅子に座ったが最後、髪が切り終わるまで鏡に映る自分と向き合わなければならない。」と。

もう一つに嫌いな理由としては、「こんな髪型にしてください」と言えないことです。「こんな髪型にしてくださいなんて、どの顔が言ってるんだろう!」と自分で思ってしまうんですよね(森山直太郎に似てると言われます。決して、森山直太郎を中傷してるわけではありません)。

そういった個人的事由があって理容室に行けないのですが、今日、行ってきました。大変でた。終始緊張してました。疲れました。もう行きたくなくなりました。帰りたくなりました。汗が出ました。恐怖でした。やれやれ…もう少し肩の力を抜いて、行けたら良いのになあ。