読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ミア・ワシコウスカからレオス・カラックスまで

映画

時代はミア・ワシコウスカ。前はキャリー・マリガンで、その前がアマンダ・プラマーで、その前の前がブリジット・フォンダだった。

ミア・ワシコウスカの出演してる作品を幾つか見たけど、『嗤う分身』と『永遠の僕たち』に出てる彼女が抜群に可愛い。

ただ、それだけです。彼女が出演してる映画の他にはレオス・カラックスの『ホーリー・モーターズ』を観た。この作品は終始滑稽で、ドニ・ラヴァンがなんだかわけの分からないことをやってる。

主人公が、一流銀行マンとして家を華やかに出て高級車に乗り込んだかと思うと、もそもそと服を着替えてホームレスの格好して物乞いを始め。その後は、ゾンビの格好をして仏花(海外ではなんて言うんだ?)を食い荒らし、人々を襲い、女性の手を食いちぎった後、モデルを奪って逃げたり、一人娘を持つ父親になったり、ヤクザになったり、病床で最期を迎えようとしてる老人になり、最後は妻と子供の待つ(チンパンジーなのだが)家に帰って眠る。

彼はことごとくこのように言う。
「ごめんね、次のアポがあるんだよ」と。薄々主人公が俳優で、1日に何本もの映画の撮影をしてるのではないか、という考えが浮かんでくる。

問題は、どこまでが演技で、どこからが素の自分なのかがわからなくなってることだ。別の人間になろうとした結果、本当の自分がどこにあるのかわからなくなってしまっている。

ふと、映画を観終わった後に、本当の自分ってどこにあるんだろう…?といった問いがでてくる。友達といる時の自分、家族といる時の自分、会社にいる時の自分、恋人いる時の自分、独りでいる時の自分、それぞれ違うだろうし、色々な自分を持ち、スイッチを入れ替えたりして対処してる。

まさか、恋人と一緒にいる時の自分で、会社には行かないだろうし、ね。

見る価値ありです。