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ファンファーレと熱狂

旅行記 日記

今日は学生時代の友人と会った。東京駅で待ち合わせをし、その後、ノープランであてもなく彷徨った。神田方面に向かってだらだらと歩き、なか卯で豚カツとうどんを食べたあと、恵比寿に行くことになった。

どうして恵比寿に行くことになったのか、その経緯も動機も特にないのだけれど、外は暑いし、とにかくビールが飲みたかったのかもしれない。

エビスビール記念館では、500円で、エビスビールの歴史のツアーに参加、ぷらす試飲ができる。当日、予約も無しでも参加できた。その前にサーティーワンのアイスクリームを買い(いつものオレオミントと、キャラメルの奴)、ベンチに座って食べた。小さい子どもが簡易芝生の上ででんぐり返りをしていた。

で、エビスの歴史を25分くらいかけて聞き、ビールを飲んだ。「グラスは綺麗に洗ってください。洗剤の脂も丁寧に落としてください。ビールはこのきめ細やかな泡が命です。これが無ければ酸化が始まり、美味しいビールは飲めません」と彼女は言う。

「なるほど、そうなのか」と思う。のと、同時に彼女の私生活が気になって仕方なかった。彼女は、きっとアサヒスーパードライを飲んでるし、「やっぱりキリンの一番搾りだよね」と愚痴をこぼしてるかもしれない。いやはや、上品な振る舞いの裏には酒豪な一面も隠されているのかもしれない。

そんなことを考えながらビールの酔いがまわってきて、頭がぐるぐるぐるぐるぐるぐるしてきた。エビスビールをあとにし、渋谷へと向かう。

渋谷から少し外れたところに「森の図書室」という隠れ家のような場所がある。あの暑さと、人混みの中を潜り抜けて来たなら、きっとこの図書室は天国のように感じるはずだ。店内は、色とりどりの本が並べてあって、しかもお酒も飲める。爽やかなカクテルを飲んだあと、Canadian clubというウィスキーも飲んだ。

その森の図書室で、持参した今月号のクレアを鞄から出して読む。クレアというのは女性誌だけれど、村上春樹の「東京するめクラブ」が復活し、そのエッセイが載ってるって言うんだから買うしかないよね。

そんなこんなで学生時代のような生活を送った1日だった。