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村上春樹『村上ラジオ3 サラダ好きのライオン』

とある同期の女の子。彼女は周りからあれやれこれやれと仕事を任されるのですが、そのストレスのはけ口として、僕に当たり散らすということがたまに起こります。普段は、機嫌も良く、とても可愛らしいのですが、スイッチが入るとめちゃくちゃに怒るんです。それも、過去のこともすべて引っ張り出してきて怒るものだから困ってしまいます。「あの時はこうだった。その前もそうだった」と。それに対して僕が「それはそれ。これはこれ。このことについて怒るのならともかく、過去の別の問題も合わせて怒るのは間違っている」といったニュアンス(もう少し柔らかく)で、伝えると、ますます怒りが増幅し、僕はただやり過ごすことしができない。彼女が怒る時はこう思うようにしています。「台風が来た。だから、嵐が収まるまでじっとしていよう」と。元々の嵐を、大嵐にする必要はどこにもないわけですから。

そんなことが過去にあったわけですが、このエッセイにも同じようなことが書かれていました。村上春樹はこう言っています。「女性というのは、怒りたいことがあるから怒るのではない。怒りたいときに怒るのだ」と。

(まさにその通りだ!!)と声を大にして言いたいのですが、女性陣に怒られそうなのでこの辺で筆を止めておきます。実際、どうなんでしょうか?

ちなみに、村上春樹の書くものは嫌いだ、という方は是非エッセイを読んでみてください。というのも、めちゃくちゃに面白いからです。村上ラジオは、随分昔からあるエッセイで、既に文庫本で2冊出版されております。んで、今回村上ラジオの最新刊がようやく文庫化になり、手に届きやすい値段で買えるようになりました(僕はすぐに買いに行きました!)。

是非、読んでみてください。面白いです。